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2017.08.07
特集

卒業後の活動「茅原 久栄さん」

老人保健施設で正社員として、音楽療法士として仕事をしており、リハビリ科に所属しております。デイケア:約200人、毎日は50人の利用者が来られます。毎日1時間、その日に応じて歌唱します。歌の好きな方が多いです。構音障がいの方が2人おられて、3~4年前から個別にリハビリしており、現在では言葉も出るようになりました。評価としては、HDS-Rは困難なので、コース立体組み合わせテストをしています。

入所:2階40人、3階40人(認知症)
毎週2回、火曜日と金曜日に1時間ずつ音楽療法をしています。全員には無理ですが、小グループ集団を作り、音楽療法を30分ほどしています。3階の認知症の方にはHDS-R:MCL-Sを継続的にとっており、ここでは私1人でしています。

その他、仕事の休日には、

  • グループホーム:それぞれ月1回(18人)(18人)(18人)
  • デイサービス:月1回(35人)月2回(15人)
  • 介護予防教室:月1回(35人)月2回(15人)

を行っています。その他のところでは、ピアノ伴奏をお願いして2人でしています。現在は、3件の施設から問い合わせがありますが、行ける状況ではないので、待っていただいています。上記の施設では、HDS-RもMCL-Sもとれません。表情だけの雰囲気で評価させていただいたり、スタッフの方に様子を聞いております。

平成22年に日本全国老人保健施設大会がありまして「認知症高齢者を対象とした音楽療法に関する検討」と題して発表させていただきました。4000人来場、1500人発表の中の15人に選ばれて最優秀激励賞の表彰をされました。これもMITS(ミュージックインストラクターズ養成学院)で音楽療法士の資格を取得できたおかげで、私は音楽療法士としてみなさんの前で発表できたのです。ありがとうございます!!