私は音楽専科として小学校に勤務し、高学年の児童と特別支援学級の児童に音楽を教えています。

　特別支援学級に在席する児童は、週に１回ある音楽の時間を楽しみにしてくれています。授業の中では、リトミックを中心に身体運動や即興表現、リズム遊びや様々な楽器を使った合奏に取り組んでいます。その中で、一人ひとりの児童に向き合うことの大切さと専門的に音楽療法について学ぶ必要性を痛感していました。

　そんな時にホームページでこの学院のことを知り、受講を決意しました。しかし、日々の多忙な生活を考えると、果たして働きながら資格が取れるのかと不安で一杯でした。
いよいよ資格取得講座が始まりました。音楽療法士養成講座「基礎コース」では、提出した課題がどう添削されて返って来るのかが楽しみで、自分でも驚くくらい進んで学習できました。「実技・実習プログラム」では、生き生きと講話くださる講師の先生方から、多くのことを学ぶことができました。自分の引き出しがどんどん増えていくように感じました。また、認定試験に向けて何度も相談に乗っていただけたので安心して当日を迎えることができました。
合格の時にいただいた学院長からのアドバイスは、音楽とともに生きていきたいと思っている私にとって、かけがえのない宝物になりました。

　受講して学んだ事が、日々の授業で役立っていることを実感するとともに、退職してからも、音楽のもつ無限の可能性を信じて、大好きな音楽に関わって生きていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします