私は就学前施設で教諭をしています。ピアノを弾き、子供たちと歌っていたある日のこと、、、
ある1人の女児が、ピアノに合わせて保育室の真ん中辺りに出てきて気持ち良さそうに眼を閉じ、音に身を委ねて踊り出しました。それまでなかなか保育室に入れなかったり、子どもたちの声に耳を塞いだりしていた子どもが、笑顔で踊り出したのです!そこで、歌詞を大きな画用紙に書き、絵を添えて掲示すると、今度は、歌いながら舞ったのです‼️
この感動体験から、音や音楽の持つ素晴らしい力を再認識しました。そして、その素晴らしい力を借りて、子どもたちのもっている力を引き出したり、笑顔にすることが出来たらどんなに素敵だろう、、、そう考えるようになったのが、私が音楽療法士を目指すきっかけとなりました。
繰り返し音楽療法の勉強にチャレンジするものの、一年中忙しく仕事に追われている中での両立は難しく、何度も諦めかけました。
そんな時に出逢ったのが、学院のホームページです。
繰り返し繰り返し先輩方の経験談や学院長、講師の先生方のお話を読ませて頂くうちに、もう一度頑張ってみよう。今度こそは私にも出来るかもしれないと勇気を頂き、受講申し込みをしました。
すぐに学院長自らご連絡を下さったことから、沢山のパワーを頂き、通信での勉強も、提出するとすぐに見てくださり、添削も、丁寧にご指導下さったおかげで、早くスクリーングで実技を学びたいと思え、次へ次へと意欲が湧き取り組むことができました。
楽しみにしていたスクリーングは、この近年の社会事情から、リモートで1日・学院に行かせて頂いて1日となりましたが、私1人の為にどの先生方も愛に溢れ、とてもあたたかく向き合ってくださり、楽しく学ばせて頂きました。
その後の認定試験に至るまでも、いつでもどんな些細なことでも相談に乗ってくださり、励ましてくださいました。学院申し込みから約4ヶ月で合格を頂いた時には、今まで何年も、そして何度も諦めかけていた分、嬉しくて涙が止まりませんでした。
こうして導いて下さった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちの笑顔の花がたくさん咲くよう、これからも精進していきたいと思うと共に、想像するだけでワクワクする毎日です。受講終了後も、学ぶ機会や、他の卒業生の皆様との交流の場も保証して下さる環境にいられることの有り難さや安心感を感じると共に、定年のない一生の仕事に出逢えたことに感謝しながら、子どもたちと共に、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。