幼稚園や保育園に勤務する中で、様々な子どもたちに出会いますが共通して言えることは、「みんな音楽が大好きで、音楽によって笑顔になる」ということです。

　受講のきっかけは、今働いている園に障がい児が在籍しており、まだ言葉でのコミュニケーションができないのものの、お気に入りの曲を聴くと笑顔になり本当に楽しそうに手を叩いたりする姿に、少しでもこの子のために何かできないか？と思ったことです。
障害児にかぎらず、今はピアノが弾けないから音楽遊びの仕方がわならない、、、という保育士も多く、子どもたちに音楽の楽しさがなかなか伝わらない現状もなんとかならないものかと考えていました。

　そんな時に、この講座を受講し、ピアノを使わないリズム遊びのヒントを多く学ぶことができました。
特に、言葉をリズムに置き換える、ということは、ピアノが苦手な保育士でもすぐに子どもと簡単にリズム遊びを楽しむことができたようで、園内のあちこちから楽器の音と共に子どもたちの笑い声が聞こえて来るようになりました。

　音楽療法士として働くには、まだまだたくさん学ばなければなりませんので、これからも先生方に教えて頂きながら、今の自分にできることから始めていきたいと思っています。