私は看護師として癌の治療を専門にした病院に勤めています。小さい頃から音楽が大好きで、いつかは音楽関連の仕事をしたい!という夢はあったのですが、看護の道を選んでからは音楽の道は自分のなかでどこか諦めていた部分ががありました。
看護学生の頃、精神科実習で音楽療法を見学させていただく機会があり、初めて「音楽療法士」という職業を知りました。看護を学んだからこそ出来る音楽の仕事がある!と思い目指したのがきっかけです。看護学校に通っている時から、音楽療法の資格取得について調べ、ミュージックインストラクターズ養成学院に辿り着きました。
学費も貯まり、看護師の仕事にも少しずつ慣れてきた頃に、学院へ見学に行きました。その際、音楽療法士の認定試験を見学させていただいたのですが、偶然その方も看護師さんでした。同じ看護師としてこれから音楽療法士を目指すことの励みになったのと、先生方の温かい人柄にふれ、私も受講しようと決心しました。
仕事をしながらでも、自分のペースで学習することができました。認定試験のプログラム作成時も分からないところは先生にお電話でお聞きすることもありました。通信講座のため、はじめは不安な部分も正直ありましたが、先生方の熱心なご指導のおかげで、安心して受講することができました。
私と実習、認定試験日が偶然一緒の生徒さんがいらっしゃいました。その方は音楽療法士ではなく、歌唱療法士でしたがお互い励まし合いながら試験を受け、無事合格いたしました。合格できた喜びはもちろん、その方との出会いやご縁も同じく嬉しかったですし、大切にしたいと思っております。
私は看護師としての経験も浅いので、もう少し臨床で働こうと思っています。学院で学んだことを看護の現場でも活かしていきたいです。いずれは、高齢者を中心に音楽療法士として関わりたいとは考えてはいますが、今後、音楽療法士としてどう活躍したいのかはまだ考えている最中です。
看護の知識、経験も沢山積んで、音楽療法士として今後活動していきたいです。音楽の力で沢山の方々に幸せを届けられるような人になりたいです。